秘技!? 運動鍼で寝違えを打開する (寝違えの施術例)


子育てで大変なEさんの例

ソファーでうたた寝をした後、首が痛くなって来院しました。

 

痛みのため、しかめっ面のEさんに首を動かしてもらう

 

左は向けるが右にはほとんど向けない状態だ。

 

朝の幼稚園へ子供を送るのは夫に頼んだが、お迎えは自分で行かなければならない。

 

それまでに何とかしてあげたいものだ・・・

 

その他の症状は、座っていると腰痛が出るというものだった。

 

 

 

首を押してみるとすごく痛がるので、鍼治療から施術した。

 

鍼は首(右首中心)から肩~背部に数本施術し、低周波を15分間通電した。

 

その後、右肩のコリが強かったため、首肩~腰部にマッサージを施術し、

 

腰部の筋肉が硬かったため、ふくらはぎもほぐす。

 

ふくらはぎには腰のツボがあるのだ。

 

肘から手にかけての「寝ちがい」のツボも軽くハリで刺激した。

 

これで大体の施術は終わったのだが、最後のダメ押しで「運動鍼」

 

運動鍼とは、痛い部位を追っていくような鍼治療法です。

 

これで首の動きはほぼ普通になった。

 

運動鍼をしたところに貼るだけのハリ、円皮鍼をして、今日のところはおしまい

 

Eさんは「お迎え行ってきます」と帰っていきました。