秋は、寝違えに注意!ここ二日で3人が寝違えの症状の患者さんがきました。
経験的に秋は寝違えの患者さんが多いですね。そして春は、 ぎっくり腰が多い。
秋に寝違えが多い理由を考えてみるに、 急に 気温が低下し、対応できない。そのため首の筋肉がこわばってしまう。 寝苦しい夏が終わって、 ぐっすり眠る。 枕の位置が悪くても、首を変な方向に曲げていても気づかない 。
そして長時間首に無理な姿勢をとってしまう。
普段の首、肩こり があることも影響します。寝ている時、横向きの体位によって、わきの下が圧迫されることによって寝違えの症状が出るとする説もあります。
寝違えの症状は 首を動かせない、首を動かすと首や 肩甲骨の間に痛みがでる。
だいたい左右どちらかの方向に強く症状があります。
これは、寝違えが筋肉の炎症であることのあらわれです。
経験的に、寝違えは鍼治療のほうが痛みがとれやすいです。
当院では、運動鍼という特殊な方法を併用することが多いです。この方法は五十肩、ぎっくり腰など動かすと痛い症状に使用します。
鍼をしていくと痛い場所が動いていきます。その痛みをおっかけて治療していく方法です。
寝違えのときは他の急性炎症症状と違い、温めたほうが効果的なことが多いです。
たぶん強い力がかかって首を捻挫したわけではないからでしょう。
シップは冷感シップでも温感シップでも大丈夫です。