ランニングと鍼灸

土踏まずの痛み

土日に走りこんだ月曜日の朝、目覚めてベッドから立ち上がった時足の裏にピリッと痛みが走る、これはヤバいかなと思っているといつの間にか痛みは消え失せている・・・・走ることが習慣化されているランナーならば経験ある方も多いかと思います。

この症状をほっておくと足底腱膜炎や腰痛、膝の痛みの原因になるかもしれません。

 

土踏まずのアーチ形成は6~7才で終了するといわれています。

この土踏まずのアーチの役割は衝撃吸収です。

運動によって足の裏には体重の何倍もの衝撃がかかります。

その際に土踏まずのアーチが上下することで足部の骨がつぶれずにやわらかく衝撃を吸収するのです。しかし、歩く、走る、跳ぶという動作を繰り返していると次第に足底が疲労してきます。するとこのアーチは下がってきます。

この状態でさらに運動を続けるといわゆる土踏まずの痛み、足底腱膜炎を引き起こしてしまうのです。前述した朝目覚めの足裏の痛みは、足底に疲労が蓄積してきたサインと言えます。

そしてアーチの低下の本当に怖いところは膝や腰のトラブルにつながってしまうところです。

アーチは土踏まずの筋肉だけで保たれているわけではありません。

アーチを吊り上げている筋肉があります。それが、ふくらはぎの内側と外側の筋肉、後脛骨筋と長腓骨筋です。これらの筋肉は疲労すると、弾力性が失われてしまいます。いわば「伸びきったパンツのゴム」みたいになってしまうのです。そのしわ寄せが膝や腰にきてしまうのです。

 

腰痛、ひざ痛の対策は足元から

 

 

今まで述べてきたように、土踏まずの痛みや腰痛、膝の痛みの原因は足底腱膜やふくらはぎの内側と外側の筋肉、後脛骨筋と長腓骨筋の柔軟性の低下が原因です。柔軟性を回復させなければなりません。ご自宅でできる方法として、テニスボールを使ったマッサージがあります。立った姿勢で足の裏でテニスボールを押しつぶしながらコロコロしたり、横に寝て、床とふくらはぎの外側の間にテニスボールを挟み、コロコロします。ふくらはぎの内側はふくらはぎにテニスボールを挟んでコロコロしましょう。うまくツボにあたると土踏まずに刺激を感じます。やり方がわからなかったり、自分では解決が難しいと思われたらご連絡ください。もちろん鍼灸治療はとても有効です。